ヤマデンHPへの訪問有難うございます。
ところで、お探しの情報は見つかりましたでしょうか?
おそらく、このHPでは見つからなかったかも知れません。
でも、お探しの情報は必ず存在します。ただ、チャンスに恵まれなかっただけです。
よかったら、ヤマデンに「あなたの探し物」のお手伝いをさせていただけませんか?下記に書いて送ってください。
◆古いグラビア印刷機・製袋機や巻取機の修理・改修やメンテナンス引き受けます。
どこのメーカーでも大丈夫です。
◆インフレ機・ラミ機・フレキソ印刷機やその他どんな機械でも困ったことがあったら連絡ください。
◆製造中止になった部品や、納期がかかる部品は必ず代替品があります。
ヤマデンが探して交換します。
◆大きな制御盤に入っている古いテンコンは即交換です。
◆古いインフレ巻取機はテンションをスライダックで調整している物がありますが、即交換です。
◆扇形ギヤ式の製袋機では利益を出すのが難しいです。
サーボ式に改修しましょう。
グラビア印刷機
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少し古い話になりますが、2014年3月31日の「包装タイムズ」に印刷加工業実態調査のシリーズで「印刷機老巧化業界再編を刺戟か」という記事がありました。
そして老巧化対策として、メンテナンス25%・新規導入7%・廃業4%・その他13%という結果が書かれていました。
新規導入の例としてセクショナルを取り上げ、1ユニット2500万円から3000万円かかるので新規導入もたやすいことではないということでした。 |
この記事を読まれた読者は「確かにその通りだ」
と、絶望的な気持ちになったのではないでしょうか?
でも本当にそうなのでしょうか?他に方法はないのでしょうか?
★★あります★★
以下にその方法を述べていきますので、最後までお読みください。 |
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現在航空自衛隊の第一線で活躍中の戦闘機
F-15は1970年代にアメリカで生まれ、航空自衛隊で実戦配備されたのは1986年です。
以後30年にわたって第一線で活躍し続けています。
では30年経ったこの戦闘機を老朽機と呼ばないのは何故でしょうか?なぜ30年も第一線で活躍できているのでしょうか |
それは、この30年間の電子技術の進歩を利用して、その時代の要求に合うようにレーダやミサイルや支援機器を、絶えず改修してきたから、F-15は何年たっても最新鋭機なのです。
そして、F-15戦闘機は、次期戦闘機F-35が実践配備されるまで、更なる改修を重ねながら最新鋭機であり続けるのです。 |
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もうお分かりですよね。
印刷機もF-15と同じように、その時代の要求に合わせて改修をし続ければ、決して老朽機になることはないのです。
ここにまさに対照的な2つの会社を例にあげてみたいと思います。
一つはなかなか利益があげることの出来ないAという会社。一つは税金対策をどうしようかと考え、決算前に設備の改修をしようかと考えているBという会社。
この二つの会社の違いは、それぞれの工場に入ってみればすぐわかります。
A社の機械は購入した時以来何の改修もしていません。中には故障したまま放置している機械もあります。 |
ではB社はどうでしょうか?
器械は古いのですが、色々と工夫して、全ての機械に改修の後がみられます。
この違いが結果として、片や儲かる会社、片や儲からない会社になったという訳です。
結論
★★改修をしないで儲かることはない★★
言葉の意味
修理;壊れたところをなおす。現状維持。
改造:Aという機能の機械に手を加えてBという機能にする。
改修:Aという機能の機械に手を加えて、時代のニーズに合うように性能を向上させる。
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上の写真、少し解かり辛いですが、何年も使用しないで放ってあったボロボロの印刷機を、フレームだけ残して最新式のセクショナルに改修したものです。
「包装タイムズ」では1ユニットあたり2500~3000万とありましたが、ヤマデンで改修すれば、半分の1500万位でしょうか? |
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でも予算のない会社がセクショナルにする必要はなくて、従来のものでもプチ改修で十分な成果を上げることができます。
身の丈に合った改修が大切です。無理してセクショナルを導入しても会社を倒産させては何にもなりませんから。 |
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改修をしていない機械で一番最初に手をつけなければならないのがテンション関連です。
インフィード・アウトフィード・巻取の中で手動のところがあったら、先ずそこを自動テンコンに替えます。
特にインフィード・アウトフィードにPIV(ギヤボックス)を使用しているものがあったら、これも手動式の機械ですから、すぐに自動式のテンコンに替える必要があります。
インフィード・アウトフィードは予算が許せば速度テンコンがベストですが、予算が無い場合はトルクテンコンでも、手動式に比べれば、各段に良くなります。
テンション関連の自動化が終わったら、次に圧胴とインフィード・アウトフィードの開閉が手動式なら、それをエアーシリンダ式に改修します。
次に乾燥・ドクタ周りを調べて品質の向上に効果があると思われるところから手掛けていきます。
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巻取機もパウダ式でも十分使えますが、更なる性能アップを望むなら、サーボ式に改修すべきところです。
さらに巻取機には巻きの横ずれを防ぐために、当たり前見たいにサイド板を使用していますが、品質のアップと工数の低減を模索するならば、タッチロールの採用が欠かせません。
ヤマデンは老巧化した機械を、プチ改修によって取敢えずテンコンを自動化し、次にテンコン以外のところを改修して普通の機械にし、最終的に今の機械を最新鋭機へと改修していきます。
そして、儲からなかった機械を儲かる機械へと変身させます。
★★改修の継続が利益の継続★★ |
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巻取機
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巻き品質を大別すると次の3つになります。
1. 菊模様
巻き途中で緩んだ部分が生じ菊模様となる。
2. テレスコープ
巻き途中で原反が横にずれる
3. ゲージバンド
厚さの歪みや縦方向の印刷等で一か所だけ厚みが重なり凸状となる。
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以上が巻き仕上がりから見た巻き品質ですが、
そのほかに無視できないのが切替時のロスです。
切替時のロスも次の3つにわけられます。
4. 巻き締り
5. 巻き緩み
6. 見当ずれ
以下それぞれの解決法を検討していきます |
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順に解決法を示していきます。
1. 菊模様
テーパテンションが有効である。
巻き始めだけを少し強めに巻くのも効果がある。
2. テレスコープ(タケノコ)
タッチロールが有効である。
空気の巻き込みを防ぐためによく用いられ
てはいるが、理論的に理想的なものはすく
ない。
タッチロールは付け方によっては品質に悪
い影響を与えかねません。
当てる位置、角度、強さに細心の注意を
払う必要があります。
3. ゲージバンド
どちらかというと緩く巻いた方がよい。
定期的に巻き位置をずらす。
根本的な解決法はない。
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4. 巻き締
適切なテンションの設定が必要。
5. 巻き緩み
適切なテンションの設定が必要。
6. 見当ずれ
設定したテンションに早く安定する必要がある。
巻取機だけでなくインフィードの影響が大きい。
切替のショックをユニットに伝えないのと早いテンションの回復のために、インフィードを速度テンコンとする。
豆知識
検討ずれの語源って知ってました?
この間テレビでやっていましたが、江戸時代に刷られていた版画の用語なんですってね。
版画をかさね刷りするときに絵柄がずれないように記しをつけた。その形がトンボに似ていたのでトンボともいうんだそうです。
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■通常巻き取る時のテンションである
■設定はデジタル式、アナログ式がある
■新軸の助走テンションである
■助走時は速度をライン速度に連動させる必要がある
■最大出力の何パーセントと設定される
■通常テンションとの関係が重要
■このテンションを何秒間にするかも重要
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■原反が巻き取られた直後が最適
■他の位置でも効果がゼロという訳ではない
■軸の中心に向って圧をかけるのが最適
■実際は概算値の場合が多い
■エアーシリンダを使用することが多い
■巻取テンション換算のデジタル表示が
望ましい
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巻取りの理論の力学的探究は1950年ころから始められ、その間いろいろな説か提案されていますが、日本で詳しい理論が発表されるようになったのはまだここ数年のことのようです。
その詳しい理論は難しい数学の式が入りますので完全の理解するのは至難の業です。
我々にできることはその理論の概算をつかみその理論にそった実験をして、実用的なものを作って、実際に現場で使用して結果品質を上げ利益を上げることだと思います。 |
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巻取機におけるタッチロールの役割は大きいものがあります。
ヤマデンでは巻取りテンション換算で圧力をデジタル表示するタッチロールシステムを提案出来ます。
従来から提案してきました
サーボ式巻き取りテンションコントローラとこのタッチロールシステムを採用すればより高い巻き品質を実現できるものと確信します。 |
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製袋機
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巾800mm位の製袋機で、800mmに近い原反を
製袋するときは1丁取りで問題ありませんが、巾が300mm位のものだと、2丁取りして生産を上げたいと思うのではないでしょうか?
小幅のものを2丁取りするために、送りローラそれぞれをサーボモータで駆動する方式のものは存在します。
仮に300mm巾の2丁取りの機械があったとして、800mm巾のものを製袋するには、もう1台機械が必要となります。
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ところがパタパタ方式の製袋機だと、800巾の1丁取りも300mm巾の2丁取りも1台の機械で出来るのです。
無地の原反に関しては、そのまま2丁取りは出来ますので、以後マーク有りのものについてのみ話を進めてまいります。
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1・ |
パタパタ器具
これを設置することで、左右の送り量を加減して寸法を揃えます。 |
2・ |
光電管
左右それぞれにマークを検出するための光電管を設置します。
検出するマークの時間差によりどちら側にブレーキをかけるかを判断します。 |
3・ |
ダンサー部
ダンサー部のピンチローラはそのままでも使用可能です。
ただし片側の光電管と1つのモータだけで
繰り出し量を加減しますので、長時間運転中に左右のずれが生じます。
監視が必要になります。 |
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4・ |
ダンサー部の改修
監視をしなくてもいいようにするには、改修が必要です。
左右それぞれに光電管と駆動モータが必要になとます。
ピンチローラも、既設のもの以外にもう1組設置しなくてはなりません。 |
5・ |
もう1つの方法
4つのピンチロールを取り外して、その半分の寸法の物を4個使用するという方法です。
もちろん4個のローラを取り付けるだけでは駄目で、高度な工夫が必要です。
コストも余分にかかります。
しかし、見た目がスマートで高級感がありますので、こちらがお薦めです。 |
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送りがサーボ式の場合、寸法・送り速度・製袋速度が合わないと設定ミスのエラーが発生して機械が止まってしまいます。
長い製品の時、製袋速度を早くしてしまと、製品を送り終らないのにシールバーが降りてしまい、機械を壊しかねません。
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そこで、そういうことが起こらないように、
製品寸法と送り速度をタッチパネルで入力すると、製袋機速度が自動的に決まるようにしました。
結果、設定ミスで機械が止まることを心配することなく製袋できるようになります。 |
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ヤマデンのテンコンの最大の特徴は使い勝手がいいということでしょう。
使用頻度の高い「起動」や「停止」釦は押釦スイッチやトグルスイッチを使用し、数値入力の必要なものはタッチパネルと言う風に使い分けます。
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コストダウンと省ツペースの為、小さなサイズのタッチパネルを使用し、余分なものを排除してシンプルでオペレータにとって使い易いように設計されています。
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扇形ギヤ方式と違ってサーボ式送りの最大
の特徴は送り長さ無制限ということではない
でしょうか?
その為に「一旦停止」機能を搭載しています。
一回送る毎に一旦停止し、送り終わると
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再スタートしますから、2メートルでも3メートルでも送ることが出来ます。
更に一旦停止機能にタイマー機能を加える
ことにより厚手の原反の場合、シール後の冷却を十分に行うことも可能となります。
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1. |
ワンショット機能押釦スイッチを一回押すと一枚だけ製袋して停止しますので、最初の試験製袋の時に便利です・ |
2.
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送りロール寸動機能
原反をピンチロールに挟んでから、送りロールを手動で回すのは力がいります。
それをスナップスイッチで軽く前進・後退が出来ますから、オペレータにとってかなりの負担軽減となります。
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3. |
ショット数表示機能
タッチパネル上に現在のショット数が表示されますのでその日の生産量予測が可能となります。
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4.
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その他のオプション
お客様の希望により、いろいろな機能の追加が可能です。 |
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ラミ機
ラミネートという仕事において、その制作過程で
一番問題
になっているのがカールとシワでは
ないでしょうか?
この問題についてそれぞれのメーカーがそれぞれの方法で、経験値をもとにしながら苦労しているのが現状ではないでしょうか?
原因については、テンション・芯出し・湿度・温度など色々と推測しながら対策を練っているのだと思います。
ヤマデンは主にグラビア印刷機のテンションに携わってしてきましたので、ラミ機についてはあまり関心を寄せないでいました。
以前に「ラミはグラビアと違ってそれ程テンションに関して神経質にならなくてもいいんだ」 と言ったラミ製造メーカの言葉を信じていました。
でも本当にそうなのでしょうか?
上に挙げた原因「テンション・芯出し・湿度・温度」
の中でカールとシワの原因になっているのは何でしょうか?
最も大きな原因はテンションだと思われます。
通常、第1巻出しの原反に第2巻出しの原反を貼り付けるのが普通ですが、この両者のテンションが安定していることが大事で、さらに両者のテンションのバランスです。
そして、この後の巻き取りのテンションが安定していることも大事です。
今迄に実績のある製品に関しては、経験値をもとにしてテンションを設定しているのでさほど問題はないでしょう。
しかし現在では次々と新しい製品が生み出されていますので、新しい製品に経験値だけで対応するには無理があります。
更に第2巻出しのテンションは、薄い原反の場合1kg以下までテンションをさげなくてはならない時もあります。
このような場合メカロスと原反の自重のためパウダ制御ではダメで、サーボ制御に頼らざるをえなくなります。
では実際にどのようにテンションの設定をすれば
いいのかというと、そう簡単ではありません。
そこでヤマデンでは強力な助っ人を用意しました。
「簡易弾性率測定器」です。
この測定器が、第1巻出しの原反と第2巻出しの原反の弾性率を測定し、それぞれのテンション値を計算し表示してくれますので、オペレータはそのテンション値を設定すればいいのです。
また,第2巻出しの微弱なテンションはサーボモータを使用した「ヤマデンのテンションシステム」で実現できます。
即ち、「弾性測定器」と「ヤマデンのテンションシステム」でカールとシワの問題は完全に解決できるということになります。
「ラミ機のテンションはグラビア印刷機のように精密でなくてもいい。」という今までの常識は間違いです、
場合によってはグラビア印刷以上にテンションの精度が要求されるのだと思います。
今まで、手探り状態だったラミの製造をはっきりと「見える化」して、理論を基にした近代的な生産工場へと変身させてください。