ヤマデンHPへの訪問有難うございます。

ところで、お探しの情報は見つかりましたでしょうか?
おそらく、このHPでは見つからなかったかも知れません。

でも、お探しの情報は必ず存在します。ただ、チャンスに恵まれなかっただけです。
よかったら、ヤマデンに「あなたの探し物」のお手伝いをさせていただけませんか?下記に書いて送ってください。


■お名前


■メールアドレス


■コメント


控えを送る(送信元へ写しを送信)

 

 

ヤマデンサービス テンションコントローラー カラカン 専門メーカー 印刷機 巻取機 改修

ある顧客の依頼で台湾製インフレ機の巻取りテンションの改修を行ないました。
そして立会いの日、フィルム立ち上げの様子を見ていました。
そして、立ち上げがものすごく短時間で行なわれていることに驚きました。
よく見ると「こげ」が全然発生していないのです。

ずっと以前、現場でコゲがなくなるまで、結構な時間アイドル運転jしていた記憶があって、短時間で本番に移行しているのは驚きでした。
私が長い間インフレの立会いを見ていないので、国内の機械もこげが発生しないように進歩しているのかも知れませんが、とにかく私にとっては驚きでした。

そしてさらに私を驚かせたのが、3台のインフレ機を1人のベトナム人のオペレータが動かしていたという事実です。
思わず聞いてしまいました。「年はいくつで、いつ日本に来たの?」
「20歳です。1年前に日本に来ました。」
私の記憶では、インフレ機の技術は難しいので経験を有し、1台に一人のオペレータで、しかも高給取り、というイメージでしたので、かなりのカルチャーショックでした。
そしてベトナム青年の好奇心旺盛なこと。
私が作業を行なっていて、ふと人の気配を感じて振り向くと、インフレ機を動かしている筈のオペレータが私の作業を覗き込んでいるのです。

ふと思い出しました。
江戸時代ペルーが艦隊を率いて日本に来た時、日本人は艦隊を見て恐れおののくと想像していたのに、軍艦に乗船した日本人は恐れるどころか、軍艦の部品に興味津々で、眺めたり触ったりの連続だったそうです。
この向上心旺盛なベトナム青年にとって、
インフレ機の操作は、あっという間にものにできたのでしょうね。

この例ではインフレ機が巾制御や厚み制御が自動かされた、コゲの出ないダイスという近代化された機械だから1り3台運転が可能だったということです。
このよう仕事の効率化は機械の近代化が前提となります。
これをグラビア印刷で見た場合どうでしょうか。
印刷機の3要素は乾燥・テンション・ドクタ周りと言っていますが、プラス、カラコンということでしょうね。

先ずインフィド・アウトフィードの速度テンコン。
継ぎにカラコンですが、いまだに1980年代に開発された、タテ見当のみのカラコンを使用しているところもあります。
そんな機械のためにヤマデンは、すごいカラコンを開発しました。


カラコンも新しいタイプのものが必要です。
ヤマデンは数年前からその必要性に気づき、開発をすすめてきましたが、やっと製品化のめどが立ち、特許申請中です。
四国にセクショナル印刷機を納入して、カラコンの操作方法知らないオペレータに使い方の講習をしたとき、私も使い方を習得しようとして、講習に参加しましたが、その複雑さにあきれ途中で受講を断念した経験があります。

 

その時痛切に新しいタイプのカラコンの開発の必要性を感じ、開発に着手しました。
当然のことながら、検討合わせは縦と横がセットでなければなりません。
縦だけのカラコンというのが不完全なのです。
横見当のアクチェータの改修もシンプルで格安に提供します。
特許の申請が終わり次第「お役立ち情報」の特集を組みますので「乞うご期待」です。

更に印刷工場の効率化を考える際、フレキソ印刷機への乗り換えがお勧めです。
グラビア印刷機とフレキソ印刷機を比較した場合、圧倒的にフレキソ印刷機が有利です。
フレキソ印刷機にも種類があります。
1,ドラム型
2・グラビア型
3・スタック型
ヤマデンでははスタック型を推奨します。
先ずドラム型は高価であることがデメリットです。またグラビア型はフレキソにするメリットがありません。
ここではスタック型に絞って話をすすめます。
メリットは

 

1・価格が安い。
2・高速運転ができる
3・場所を取らない
4・版の管理に場所を取らない
5・カラコン不要
そして今までは出来上がりの精度がどうしてもグラビアにはかなわないとされてきましたが、近年の技術の向上により殆んどその差は無くなってきています。
面白いことに、ラミ機の中古品のコータ部をスタック型のユニットに替えれば即フレキソ印刷機に変わりますので、注目です。
ですのでラミ機中古品の情報がありましたら
是非連絡下さい。

ヤマデンはこれまで、自社テンコンを開発し、プラス、サーボ技術で印刷機・巻取機・製袋機の改修を手掛けてきました。
これからはそれに加えて、自社開発のカラコンを販売していきます。
さらにフレキソ印刷機も販売していきます。
今迄グラビア印刷機に集中してきましたが、フィルム印刷の将来はフレキソへと移行していく将来を見据え、ヤマデンもフレキソ印刷機の販売に力を入れたいと思っています。
ご存じのように日本では、ダンボールや不織布の印刷には既にフレキソ印刷機が普及しています。

 

しかしフィルム印刷に関しては日本は後進国です。
そこでフレキソ印刷機先進国の台湾企業と
提携して、国内での改修・販売・メンテを
ヤマデンが行なって行こうと計画中です。
カラコンとフレキソに興味のある方はヤマデンのHPから資料請求のメールをください。
メールが不得手の方は電話やFAXで連絡ください。
順次新しい情報をお届けします。


第11号

少し古い話になりますが、2014年3月31日の「包装タイムズ」に印刷加工業実態調査のシリーズで「印刷機老巧化業界再編を刺戟か」という記事がありました。
そして老巧化対策として、メンテナンス25%・新規導入7%・廃業4%・その他13%という結果が書かれていました。
新規導入の例としてセクショナルを取り上げ、1ユニット2500万円から3000万円かかるので新規導入もたやすいことではないということでした。

この記事を読まれた読者は「確かにその通りだ」 と、絶望的な気持ちになったのではないでしょうか?
でも本当にそうなのでしょうか?他に方法はないのでしょうか?

★★あります★★
以下にその方法を述べていきますので、最後までお読みください。

現在航空自衛隊の第一線で活躍中の戦闘機 F-15は1970年代にアメリカで生まれ、航空自衛隊で実戦配備されたのは1986年です。
以後30年にわたって第一線で活躍し続けています。
では30年経ったこの戦闘機を老朽機と呼ばないのは何故でしょうか?なぜ30年も第一線で活躍できているのでしょうか

それは、この30年間の電子技術の進歩を利用して、その時代の要求に合うようにレーダやミサイルや支援機器を、絶えず改修してきたから、F-15は何年たっても最新鋭機なのです。
そして、F-15戦闘機は、次期戦闘機F-35が実践配備されるまで、更なる改修を重ねながら最新鋭機であり続けるのです。

もうお分かりですよね。
印刷機もF-15と同じように、その時代の要求に合わせて改修をし続ければ、決して老朽機になることはないのです。
ここにまさに対照的な2つの会社を例にあげてみたいと思います。

一つはなかなか利益があげることの出来ないAという会社。一つは税金対策をどうしようかと考え、決算前に設備の改修をしようかと考えているBという会社。
この二つの会社の違いは、それぞれの工場に入ってみればすぐわかります。
A社の機械は購入した時以来何の改修もしていません。中には故障したまま放置している機械もあります。

ではB社はどうでしょうか?
器械は古いのですが、色々と工夫して、全ての機械に改修の後がみられます。
この違いが結果として、片や儲かる会社、片や儲からない会社になったという訳です。
結論
★★改修をしないで儲かることはない★★

言葉の意味
修理;壊れたところをなおす。現状維持。
改造:Aという機能の機械に手を加えてBという機能にする。
改修:Aという機能の機械に手を加えて、時代のニーズに合うように性能を向上させる。

 


ヤマデンお役立ち情報 第11号2頁
 

上の写真、少し解かり辛いですが、何年も使用しないで放ってあったボロボロの印刷機を、フレームだけ残して最新式のセクショナルに改修したものです。
「包装タイムズ」では1ユニットあたり2500~3000万とありましたが、ヤマデンで改修すれば、半分の1500万位でしょうか?

 

でも予算のない会社がセクショナルにする必要はなくて、従来のものでもプチ改修で十分な成果を上げることができます。
身の丈に合った改修が大切です。無理してセクショナルを導入しても会社を倒産させては何にもなりませんから。

改修をしていない機械で一番最初に手をつけなければならないのがテンション関連です。
インフィード・アウトフィード・巻取の中で手動のところがあったら、先ずそこを自動テンコンに替えます。
特にインフィード・アウトフィードにPIV(ギヤボックス)を使用しているものがあったら、これも手動式の機械ですから、すぐに自動式のテンコンに替える必要があります。
インフィード・アウトフィードは予算が許せば速度テンコンがベストですが、予算が無い場合はトルクテンコンでも、手動式に比べれば、各段に良くなります。
テンション関連の自動化が終わったら、次に圧胴とインフィード・アウトフィードの開閉が手動式なら、それをエアーシリンダ式に改修します。
次に乾燥・ドクタ周りを調べて品質の向上に効果があると思われるところから手掛けていきます。

 

巻取機もパウダ式でも十分使えますが、更なる性能アップを望むなら、サーボ式に改修すべきところです。
さらに巻取機には巻きの横ずれを防ぐために、当たり前見たいにサイド板を使用していますが、品質のアップと工数の低減を模索するならば、タッチロールの採用が欠かせません。

ヤマデンは老巧化した機械を、プチ改修によって取敢えずテンコンを自動化し、次にテンコン以外のところを改修して普通の機械にし、最終的に今の機械を最新鋭機へと改修していきます。
そして、儲からなかった機械を儲かる機械へと変身させます。
★★改修の継続が利益の継続★★


速度テンコン
◆高速度PID制御による精密なテンション制御
◆ハンチングを抑えるための感度調整がVRツマミで可能
◆ダンサロール不要

セクショナル印刷機
◆コンペンレスで見当ずれを制御
◆ヤマデン特許のドクター装置を搭載
◆制御盤レス

Copyright(c) 2012 YAMADEN SERVICE All Rights Reserved.