製袋機

巾800mm位の製袋機で、800mmに近い原反を
製袋するときは1丁取りで問題ありませんが、巾が300mm位のものだと、2丁取りして生産を上げたいと思うのではないでしょうか?
小幅のものを2丁取りするために、送りローラそれぞれをサーボモータで駆動する方式のものは存在します。
仮に300mm巾の2丁取りの機械があったとして、800mm巾のものを製袋するには、もう1台機械が必要となります。
ところがパタパタ方式の製袋機だと、800巾の1丁取りも300mm巾の2丁取りも1台の機械で出来るのです。
無地の原反に関しては、そのまま2丁取りは出来ますので、以後マーク有りのものについてのみ話を進めてまいります。
1・ パタパタ器具
これを設置することで、左右の送り量を加減して寸法を揃えます。
2・ 光電管
左右それぞれにマークを検出するための光電管を設置します。 
検出するマークの時間差によりどちら側にブレーキをかけるかを判断します。
3・ ダンサー部
ダンサー部のピンチローラはそのままでも使用可能です。
ただし片側の光電管と1つのモータだけで
繰り出し量を加減しますので、長時間運転中に左右のずれが生じます。
監視が必要になります。
 
4・ ダンサー部の改修
監視をしなくてもいいようにするには、改修が必要です。
左右それぞれに光電管と駆動モータが必要になとます。
ピンチローラも、既設のもの以外にもう1組設置しなくてはなりません。
5・ もう1つの方法
4つのピンチロールを取り外して、その半分の寸法の物を4個使用するという方法です。
もちろん4個のローラを取り付けるだけでは駄目で、高度な工夫が必要です。
コストも余分にかかります。
しかし、見た目がスマートで高級感がありますので、こちらがお薦めです。
送りがサーボ式の場合、寸法・送り速度・製袋速度が合わないと設定ミスのエラーが発生して機械が止まってしまいます。
長い製品の時、製袋速度を早くしてしまと、製品を送り終らないのにシールバーが降りてしまい、機械を壊しかねません。
 
そこで、そういうことが起こらないように、
製品寸法と送り速度をタッチパネルで入力すると、製袋機速度が自動的に決まるようにしました。
結果、設定ミスで機械が止まることを心配することなく製袋できるようになります。
 
ヤマデンのテンコンの最大の特徴は使い勝手がいいということでしょう。
使用頻度の高い「起動」や「停止」釦は押釦スイッチやトグルスイッチを使用し、数値入力の必要なものはタッチパネルと言う風に使い分けます。
 
コストダウンと省ツペースの為、小さなサイズのタッチパネルを使用し、余分なものを排除してシンプルでオペレータにとって使い易いように設計されています。
扇形ギヤ方式と違ってサーボ式送りの最大
の特徴は送り長さ無制限ということではない
でしょうか?
その為に「一旦停止」機能を搭載しています。
一回送る毎に一旦停止し、送り終わると
 
再スタートしますから、2メートルでも3メートルでも送ることが出来ます。
更に一旦停止機能にタイマー機能を加える
ことにより厚手の原反の場合、シール後の冷却を十分に行うことも可能となります。
1. ワンショット機能押釦スイッチを一回押すと一枚だけ製袋して停止しますので、最初の試験製袋の時に便利です・
2.
送りロール寸動機能
原反をピンチロールに挟んでから、送りロールを手動で回すのは力がいります。
それをスナップスイッチで軽く前進・後退が出来ますから、オペレータにとってかなりの負担軽減となります。
 
3. ショット数表示機能
タッチパネル上に現在のショット数が表示されますのでその日の生産量予測が可能となります。
4.
その他のオプション
お客様の希望により、いろいろな機能の追加が可能です。
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