巻取り不良の対策


巻取り不良の原因は2つあります。

1つは巻取時に原反と原反の間に空気を巻き込んでしまい、横ずれ(タケノコ現象)をおこすもの。
これはタッチロールを付けることで解決します。

タッチロールはつける位置、角度、強さなどに配慮が必要です。

もう一つはテンションが原因で巻締りや菊模様、横ずれを起こすものです。

これはサーボ式のテンションコントロールに改造すればすべて解決します。

このときもまた運転時のテンション、助走時テンション、新軸スタートテンションなどの適正な調整が必要です。

サーボ式が理想ですが、経費を抑える目的でモータは従来のものを使用してテンコンと制御部だけを取り換えるという改造法もあります。

この方法でも古いトルクモータ方式やDCモータ式に比べれば格段に性能はアップします。
Copyright(c) 2012 YAMADEN SERVICE All Rights Reserved.